いつもいつの日も、
物語は綺麗で優しくて、
なお残酷で厳しい。
昨日また一つ、
一つの物語が
終わりました。
その物語もまた、
綺麗で優しくて、
なお残酷で厳しかった。
・・・。
ここ1ヶ月、
ずっと、
毎日、
「ダブリンの鐘つきカビ人間」
のDVDを観ました。
母と祖母に、
「コレ、今度やる芝居?」
って言われるほど、
毎日観ました。
僕の好きな物語だからです。
芝居畑に入って1年目、
TVで初めて観た芝居が、
「ダブリン」でした。
初めて名前をシッカリ憶えた役者さんは、
カビ人間を演じた
大倉孝二さんでした。
学校の視聴覚室で
一人寂しくエチュードをやったのが、
「ダブリン」のエンディングでした。
そして4年後、
ル・テアトル銀座で
初めて観た東京の芝居が、
リメイクした「ダブリン」でした。
憧れや尊敬ではなく、
ただ「スゴイ」と口にした脚本家の名前は、
後藤ひろひと氏です。
ただ、
僕がやりたい芝居は、
僕が目指したい芝居は、
G2プロデュースということでもなく、
後藤ひろひと作品ということでもなく、
やっぱり「ダブリン」です。
この気持ちは、
8年間変わってなくて、
僕の中では、
「ダブリン」を越える作品は
まだ出会ってない。
・・・。
演出が目指したものが「赤髑髏」なら、
僕が目指したのは「ダブリン」だった。
合わなかっただろうなぁ。
でも、
影響はないと思った。
殺陣を作りあげるのを
演出が成し遂げたから、
オイラはオイラで
ファンタジーを作ろうと思った。
殺陣が出来ていれば、
その殺陣の世界を非現実と置いて、
オイラがより現実を作りあげる。
こうすることが、
主役を務めるオイラの役目かな、
って
思ってました。
小学校の図書館で見た
飛び出す絵本に、
オイラが飛び込んだ。
これがいいのかなって。
・・・。
演出からの指摘を、
残念ながら100%勤め上げることは
出来なかった。
役者としてのスキルを上げることは、
ほんのちょっとしかできなかった。
あの日、
よかっぺ祭りで歌ったあの日、
「歌ってるときの声のほうがいい。」
なんて、
軽々しく言われたけど、
それを機に
歌声から声色を研究した。
あの日、
同期のアイツが代役本読みをしたあの日、
「あの子、読むの上手だね。聞きやすいね。」
と褒めているのを後部座席で聞き、
コンニャロメと腹だって
その日長風呂したけども、
聞き易さを考えられるようになった。
と、
スキルアップはここまでだったけど。
動きとかはもう、
前述の「ダブリン」っぽく、
大袈裟で観やすい逃げ方したり、
演出通り1個1個区切ったり、
顔を馬鹿にしたりした。
モーションを考えるのって、
こんなに楽しいんだって思えた。
ま、
板に上げたら無駄だったけどね。
・・・。
10周年、
おめでとうございます。
「半神」からお世話になっておりますが、
ずっとずっと遠い存在に思っていました。
「GYRO」の時なんか、
どうしていいか分からない2週間だったし。
それが、
2005年の大道芸をキッカケに、
長いことお世話になって、
恐縮です。
2006年の大道芸で、
主宰から
「入団か?」と言われたとき、
あの時は、
不思議だった。
理由なく、
不思議だった。
「なんで?」って。
無理して言い訳作ると、
演劇畑よりかは、
芸人畑に憧れて芝居はじめた身なので、
軽々しく入るのは違うと思ってます。
なんで、
ずっとずっと断るかもしれません。
んーー、
上には上が居るしね。
相方が入ったら、
便乗するかもしれないしね。
・・・。
オイラまだまだ、
言い残していることがある。
そして、
どう伝えるべきか悩んでいる。
その前に、
そろそろ切り上げないと、
この長々とした
ごった煮のログが
更新されないので、
ひとまず切ろう。
P.S. 近くに居る「田山ツトム」さんに、一言さしのべていただけませんか。
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